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帽子を売り始めて18年目の春が来た。

2006年03月15日 【BOSS】


帽子を上野アメ横で売り始めてから18年目の春が来た。
NEW YORK HAT、ブローナー、カンゴール、ウォーターシップ、STUSSY、NEW ERA。スケーターブランドにサーフブランド、クラブブランド。あらゆるストリートスタイルの帽子、大リーグ、アイスホッケー、アメリカンフットボール・・・。沢山の帽子を集めに集めた。


それをガード下の2坪の店で、道路まではみ出して売りまくった。当時の家賃が36万。帽子の種類がこんなにある所はどこにもなかった。楽しいほど売れた。


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CA4LAの店は今18店に増えた。
そして今、ヘッドアパレルに変化してオリジナル80%、国産品。完全なSPAへと変化した。


2月14日にロンドン・オールドストリートに海外1号店を出した。アトリエ、ショールームと小売店を兼ねた4階だての100年前のレンガ造りの建物だ。


最初はUSAの輸入品でスタート。それが原宿に出店して、オリジナルの国産品の帽子のSPAへと変化した。そしてロンドンに出店して商品を輸出するようになった。


イギリスにはファッションのカジュアル帽子がないため、すごい反応がある。今度はイギリスでデザイナーを雇い生産をしたい。CA4LA MADE IN UKの誕生である。国際化が始まる。ニューヨーク、パリ、モスクワ、ベルリン、上海・・・それぞれの町で売れたらどんなに楽しいだろう。


ファッションの感覚は日本の若者が最高。帽子の日本人職人は素晴らしい能力と技術を持っている。日本の帽子メーカーは中国へとシフトしているが、残念でならない。帽子は5mmの縫いしろの芸術である。本当にきれいで形崩れしないのは職人の技術の力だ。


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夜。昨日は渋谷ののんべい横町で飲み、急行最終で横浜へ帰って来た。大さん橋に飛鳥II・48000トンの客船に灯りがともり、華やかであった。


38年前、明治大学を卒業したころ、大さん橋からシベリア航路に乗り、シベリア鉄道経由でイギリス、そしてヨーロッパへと貧乏旅行に出発して行った友を何人か送り出した。そしてこの場所が好きで住居を構えてしまった。


あの頃夢見た海外に店を持つことが出来た。
春の海風が、ほろ酔いの頬をなでて行く。
商売を初めて18年目の春である。
20年目の春にはNEW YORKの春風を頬に受けたい。



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