リトル・バーリー、ドラマーのヴァージルについて

リトル・バーリーのドラマー、ヴァージル・ハウさんが9月11日に急逝しました。謹んでお悔やみを申し上げるとともにヴァージルさんに感謝と哀悼の意をここに表します。

バーリー・カドガンとCA4LAのコラボレーションで贈る、音楽への愛が詰まったハット

「リトル・バーリー」のボーカル兼ギタリスト、バーリー・カドガン。
その変幻自在なギター・プレイは、プライマル・スクリームやモリッシー、ケミカル・ブラザーズなどの数々のアーティストを魅力し、彼からのラブコールを受け、ツアーや作品への参加も数多くこなす現代のギターヒーローのひとり。今回のコラボレーションではバーリー氏のアイディアを元にしたハットを製作し、帽子や音楽についてのインタビューを行いました。

2017 2017/10/12 THU ON SALE!

ITEMS

BARRIE CADOGAN × CA4LA HAT

バーリー氏自らがデザイン画を起こし、つば幅やリボン幅、素材感といったディテールに氏のこだわりを詰め込んだハット。ウールとラビットファーをかけあわせた高級感のあるフェルトハットに、同色で結び目のないスウェード調のリボンをトリミング。仕上げに黒い羽根を飾り付け、ミニマルシックなムードでまとめ上げつつも、ロックアーティストならではの感性を感じさせるアイテムに。

¥16,200(税込)Color:Black, Navy

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INTERVIEW

今回のコラボレーションHAT制作にあたり、どのようなもの(人)からインスパイアされましたか?

── 帽子のことを考えたときに、ストゥージーズの二代目のギタリスト、ジェームズ・ウィリアムソンの写真がまず一番はじめに頭に浮かんだ。彼が墓石の上に座っている一枚の写真があって、それがとても素敵だった。その時彼が被っていたハットから今回のスタイルに辿り着くようなイメージがわいたんだ。

コラボレーションHATのサンプルを見て、どのような印象ですか?

── 最高だと思った。アイディアについて話すことと物が出来上がることはとても違うものだ。デザインはイメージの中の話だったから、実際に作り上げられた本物を見たときには言葉にできない嬉しさがあって。というのも、時に人と何かアイディアについて話すときには、やろうやろう!と言っていても実現しないこともある。実際に、自分の頭の中にあったものがここに物質として存在しているってことがとても素晴らしいと思った。ギターのデザインもやっているし、こういうことが自分は好きなんだなって思う。僕には物を作りだすスキルはあまりないけどね。

今回のHATデザインについて、とても丁寧なデザイン画を描かれていましたね。
繊細で素晴らしいタッチのイラストでしたが、何かイラストやデザインを学ばれていたのですか?

── 小さいころは毎日絵を描いてた。ギターを習いはじめて絵を描くのはそこでやめてしまったけど、ギターを毎日弾くようになった。でも今ももちろん絵を描くのは好きだよ。自分の祖父が製紙工場で働いていたから家にはいつも紙がたくさんあったんだ。今は音楽にその時間をかけているから、そこまでしょっちゅう絵を描いているわけじゃないけど、やっぱり好きなこと。習ったわけじゃないからプロみたいにってわけにはいかないけど。

普段は帽子を被ることはありますか?

── 正直に言うと、あまり被らないんだ。
自分が好きな帽子を見つけるのは難しいから。でも、カジュアルなものはいくつか持ってる。トラッカーハットみたいなキャップと、ハットもいくつか。あまり被らないけど、新しい発見があるからこうやってもの作りに関わるのは素敵なことだね。

また、普段はどのような場所で洋服を買っていますか?

── 基本的にどこでも買うよ。以前はロンドンのヴィンテージマーケットでたくさん買っていたけど、今はもう時代が変わってきたからか、ヴィンテージの洋服を見つけるのが難しくなってきた。あまり出回らなくなってきたのかな。新しいものも古いものもなんでも買う。というのも、自分はサイズがすごく小さいから、ロンドンで買うよりも日本の方がもっと自分に合うものが見つけやすい。メンズはサイズが大きいからね。リーバイスとかだと見つけやすいし、レディースの服はよりフィットしてサイズも合うからよく買うよ。

日本よりもイギリスの方がHATの歴史があると思いますが、イギリス人にとってのHATの存在はどのようなものですか?

── 時代によって変わるものだと思う。両親の時代、60年、70年前は、誰もが、特に男性はみんな帽子を被ってた。時がたってファッションやスタイルも変わってきて、一般的なものじゃなくなってきた感じがするけど、また帽子を被るファッションが戻ってきたように感じる。1920年代~40年代はお金を持ってる、持ってないに関わらず誰もが帽子を持っていたし。ファッションと同じようにヘアスタイルにも変化があって、帽子を被らない人も出てきた。帽子がもつ影響力も様々でキャップ、ハット、スマートなものもカジュアルなものもあって、いろんな種類の帽子が出てきたしね。これから帽子を被る人はもっと増えていくんじゃないかな。

また、今回HATのインスパイアの元にもなったストゥージーズのジェームズ・ウィリアムソンやストーンズのキース・リチャーズ、ジム・モリスンやプライマル・スクリームのアンドリュー・イネス、マーティン・ダフィ、そして26日に共演するキルズの二人もよくHATを被っていますが、ロックンロールミュージック(スタイル)とHATの存在についてどのように思いますか?

── そうだね。たくさんのミュージシャンが帽子を被ってる。デヴィッド・ボウイもそう。彼はスタイリッシュで何に関しても完璧だった。帽子のスタイルと音楽のスタイルはいつでもとても近いものがある。初期の音楽を辿れば、ブルースなんかがある。ぼくはブルースが好きなんだけど、ブルースをやってる人にはブルースのスタイルがあって、ブルースはきれいな服装にハットを被ってる。
たとえば1930年代のロバート・ジョンソン、みんなが大好きなライトニン・ホプキンスなんかも帽子を被ってた。影響力があったってことだと思う。60年代に入ると人々はローリング・ストーンズを聴くようになって、ジミ・ヘンドリックスが帽子を被っていたし、70年代に入るとまた変化があった。パンクロックの時代だ。ジョン・ライドン(ジョニー・ロットン)がベレーを被った。80年代からはもっと帽子の影響力が強くなってきたと思う。みんなキャップもかぶるようになった。パブリック・エネミー、ビースティ・ボーイズなんかの。こんな風に、帽子はいつでも音楽やカルチャーのすぐそばにあったんだ。スタイルを変えながらね。

もう何度も来日されていると思いますが、東京のファッションについてはどのような印象を持っていますか?

── すごくいいと思う。それぞれに違うものがたくさん見られるし、日本の人はスタイリッシュだ。ロンドンでも日本人は見かけるけど、(ロンドンで見るよりも日本で見る)日本人のファッションは魅力的だし面白い。日本のファッションについて話すことがあるけど、多くの洋服が日本で作られていて、細かいところまで丁寧だしスタイルに関係なくクオリティが高い。とてもスタイリッシュだと思う。みんな自分の好きなものを着てる。それがいい。

そして1月にCA4LAのオールドストリートのショップと、今回表参道のショップに行かれましたが、どのような印象をもちましたか?

── ロンドンのお店は小さくてオールドな雰囲気があってすごく素敵だった。だから表参道のお店がこんなに大きくてびっくりしたよ。ここはとてもきれいですごいインパクトだ。

2月15日にニューアルバム[Death Express]を日本先行でリリースされましたが、とても素晴らしいロックンロールアルバムでした。出来栄えについてはどうですか?

── 先週出たばかりのアルバムで、本当にいいものになったと思う。日曜日にライブで演奏するのもとても楽しみ。いつも日本でのリリースがあって、僕たちが日本に来る。日本にはいつも聴いてくれるファンがいるからファンのみんなにはとても感謝してるよ。

最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

── いつも応援してくれてありがとう。みんなのことが大好き。イギリスから日本に来るのは誰もが簡単にできることじゃないから、日本にいつも来られることはとてもラッキーなことだと思うし、日本のみんなに音楽を届けることができてすごくうれしい。

PROFILE

BARRIE CADOGAN from LITTLE BARRIE

バーリー・カドガン

英国ノッティンガムで結成。バーリー・カドガン(Vo.G)、ルイス・ワートン(B)、ヴァージル・ハウ(Dr)の3人組ロックバンド。05年に『We are little barrie』で鮮烈デビューを飾り、 日本で瞬く間にスターダムに駆け上がった。サマソニ'05ではビーチ&アクア・ステージのトリを務めた。
バーリーは Primal Scream や Morrissey のバックギタリストとしても活躍し、Paul Weller や Chemical Brothers のレコーディングにも参加するなど人気のギタリストとしての顔も持つ。13年6月開催の Hostess Club Weekender で再来日しオーディエンスを熱狂させた。2017年、5作目となるニューアルバム『Death Express』をリリースした。

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