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INTERVIEW

LOW IQ 01|「かっこいい」から「楽しい」へ、エンターテイナーとしての転機

LOW IQ 01|「かっこいい」から「楽しい」へ、エンターテイナーとしての転機

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CA4LA MUSIC CONNECTION vol.4
LOW IQ 01

「かっこいい」から「楽しい」へ、エンターテイナーとしての転機


 

アーティストたちにとって、作品を生み出す過程やその時々の活動の源泉には、必ず何かの転機が存在している。

CA4LA MUSIC CONNECTION」は、アーティストのみなさまに、ご自身の活動のターニングポイントになったことをインタビューを通してお答えいただく連載企画。

第4回目にご登場いただくアーティストは、LOW IQ 01さん。

MASTER LOWを名乗っていた初期から、2007年のメジャーデビューを機に現在の名義となり、様々な形態でのライブを展開。伝説のバンドとなったSUPER STUPIDの復活・正式解散を経て、2016年には自主レーベル「MASTER OF MUSIC RECORDS」を設立し、これまで以上に自由に、様々な世代と交流しながら活動を続けてきました。そして、12月に50歳を迎える節目の年となった2020年は、コロナ禍によって誰もが自分を見つめ直す中、エンターテイナーとしての大きな気付きがあったそうです。また、LOW IQ 01さんといえばハットがトレードマークで、CA4LAとは2007年の「CA4LA ROCK FESTIVAL」からの長い付き合い。帽子に対するこだわりについても、たっぷり語っていただきました。

Text by Atsutake Kaneko
Photo by Kana Tarumi

 


 

Interview:LOW IQ 01

 

 

「最初は「知る人ぞ知る」の方が、アンダーグラウンド的な感じでかっこいいと思ったけど、シーンがどんどんデカくなる中、やるからにはもっと知られたいと思うようになった」


 

2019年はソロ活動20周年イヤーで、アルバム『TWENTY ONE』のリリースや新木場STUDIO COASTでのアニバーサリーライブがありましたが、どんな一年でしたか?

 

 

LOW IQ 01 20周年はライブ活動をメインに考えて、自分の周年ライブだけじゃなく、人に呼んでもらったりするのも含めて、とにかくライブをいっぱいやろうっていう一年でした。30周年とかになると、もう笑けてくると思うんですけど、20周年まではとりあえず休まず頑張りたいと思ってたんですよね。1999年からソロ活動を始めて、最初の頃はそんなにいっぱいライブをやる感じではなかったんですけど、これまで一回も活動を休むことがなかったので、それはすごくよかった。で、実際2019年はいい感じに波に乗れたので、20周年が終わったからってちょっと休むのはやめようと思って、今年もツアーを予定していたんです。

 

『TWENTY ONE』というタイトルも、20周年のさらに先までイメージしていたわけですもんね。

 

LOW IQ 01 あと、僕は今年で50歳なので、ここは厚かましく、2年連続祝ってもらおうかなって、みんなに優しさを借りちゃおうかなと思ってたんですけど……なにせ世の中が人をお祝いしてる感じじゃなくなっちゃって。でも、ステイホームとかがあったおかげで、曲がどんどんできてきて、こういうときだし、リリックもいつもより浮かんだりするっていうのもありまして、2021年は新しい作品をレコーディングしたいと思ってます。

 

今回はイチさんの20年のキャリアにおけるターニングポイントの話をお伺いしたいのですが、まずはソロデビュー当時を振り返っていただけますか?

 

 

LOW IQ 01 00年代初頭はまだいい加減だったというか、SUPER STUPIDが活動を停止してたこともあって、最初はソロをやっていくつもりもそんなになくて。本気で音楽をやってる人に失礼な発言になっちゃうけど、遊びながら音楽をやってた、みたいな感じ。時代的にも、僕たちが言われてたシーンみたいなものが一回落ち着いて、仲間だったバンドが各自離れていくっていうか、個々に自分たちの場所を見つける、みたいな感じが00年代の最初の頃だったんです。

 

なるほど。

 

LOW IQ 01 90年代はまだフェスが少なかったから、仲間が5~6バンド集まって、ワイワイ酒飲みながらオールナイトでやるイベントが多くて、いい意味でプロっぽくなかったというか、ただの町のあんちゃんがみんなに知られるようになる、みたいな感じ。でも、00年代になると意識が変わって、ちゃんと音楽に取り組むようになるというかね。

 

 

やはり「AIR JAM 2000」をひとつの頂点に、そこからは個々の戦いへと移っていったというか。

 

 

LOW IQ 01 そのちょっと前くらいから、メジャーに行くバンドも増えてきたし、2000年くらいからフェスが増えてきて、それまでと違う流れになってきたんです。仲間同士5~6バンド集まってやってたのが、1000人クラスのホールでワンマンをやり出すようになって、それが00年代の最初の方。手作りでやってきたシーンがどんどんなくなっていって、大型フェスが主流になる中、みんなもそっちに照準を置き出すんですよね。それくらいの頃から、僕の周りのバンドのことは知ってても、「LOW IQ 01は知らない」みたいに言われることがあって、「あれ?」って。自分のペースでやってるだけじゃダメなんだなって。

 

その頃のイチさんはまだ「遊びながら音楽をやる」の延長線上にあった?

 

 

LOW IQ 01 まあ、プレッシャーもないし、楽しんでやれればいいとは思うんです。でも、やるからには「知る人ぞ知る」って感じじゃないなっていうか。若い頃はむしろそっちの方が、アンダーグラウンド的な感じでかっこいいと思ってたんですけど、シーンがどんどんデカくなる中で、やるからにはもっと知られたいと思うようになって。で、僕は当時disk unionのインディーレーベルにいたんですけど、「もうワンランク、ステップアップした方がいい」っていう話もあり、2007年ですよ。メジャーに行くっていう。

 

最初のターニングポイントですね。

 

 

LOW IQ 01 SUPER STUPIDの一番最初、1996年にも一回ソニーから出してるんですけど、それは一枚だけだったし、メジャーでやってるって意識もあんまりなかったんですよね。でも、今度は一回みんながやってるミュージシャンっぽいことをやってみようと思ったんです。そこはターニングポイントだったかな。

 

 

 

 

「音楽をやるからには「かっこいい」って言われたいと思ってたんです。でも、コロナの時代になって気付いたのは、「楽しい」って言われるのが一番いいなってこと」

 

メジャーに行ったことによって、音楽に対する意識はどう変化しましたか?

 

 

LOW IQ 01 わかりやすく言うと、激しくなくなっていったというか、パンク色というよりロック色が強くなって、いろんな人とコラボしたり……ミュージシャンっぽかったです(笑)。でも、逆に悪い時期でもあって、それに甘んじてるというか、昔は「ミュージシャンは音楽だけ作ってればいい」っていう考え方が普通だったけど、今はそれだけじゃダメで、自己プロデュースもできないとダメだし、裏方もやらないといけないかもしれない。でも、メジャーのときは自分が何もしなさすぎたなって。で、もう一個のターニングポイントが2011年。ここですよ。それまでの自分からガラッと変わったのは。

 

東日本大震災の年ですね。

 

 

LOW IQ 01 2009年が10周年で、その頃考えてたのは、どんどんステップアップして、箱をデカくしていくってことだったんです。でも、震災で考えが変わったというか、震災前は仙台くらいまでしか行ったことなかったけど、震災以降、岩手とかにも友達がいっぱいできて、ここで今までやってこなかったアコースティックギターというものを持つようになるんです。

 

主要都市の箱を大きくしていくことよりも、もっといろんな場所でライブをすることが大事になっていったと。

 

 

LOW IQ 01 ソロのMASTER LOWっていうバンドはメンバーが多くて、みんな自分のバンドを持ってるので、なかなかスケジュールが合わなくて、だからライブの本数が普通のバンドより少なかったんですよね。でも、弾き語りだったら、一人でギター背負ってどこでも行けるわけで、どんどんフットワークが軽くなっていったんです。前は弾き語りって敷居が高いと思ってたんですよ。「かっこよくやんなきゃ」って思ってたから、ちょっと避けてたくらいで、素人みたいなこと言いますけど、ミスしちゃいけないとも思ってたし。でも、どんどんやってるうちに、ミスも気にならなくなるわ、お話はするわってなってしまって。昔はスーツを着て、コートを着て、ステッキを持ってた人が、今はただのおしゃべり面白おじさんですからね(笑)。でも、それはそれでいいなって。もちろん、決めるときはちゃんと決めますしね。

 

ステージで自分を出して、お客さんに喜んでもらうことが大事になっていった?

 

 

LOW IQ 01 そうですね。この間もMCで話したんですけど、音楽をやるからには「かっこいい」って言われたいっていうのがずっとあったんですよ。でも、コロナの時代になって、ライブで気付いたのが、これは「かっこいい」とかの問題じゃないなと。「楽しい」って言われるのが一番いいんだなって、そこに目線が変わったというか。その意味で、2020年もかなりターニングポイントだと思うんですよね。みんなが大変な中で、僕は何のためにエンタテイメントというものを今までやってきたのかって考えると、みんなに喜んでもらうことが一番なんじゃないかなって。だから、震災のときとちょっとだけ似てるんです。みんながつらいときに、ミュージシャンだったら何ができるかって、それは楽しませること。「かっこいい」って言われるためじゃないなって。

 

 

 

 

「モッシュもない、ダイブもない、歓声もない。それでも俺からしたら、手拍子と、手を上げてくれるだけで十分」

 

イチさんといえば、ライブの最後の「音楽やっててよかった!」という台詞が印象的ですが、あの言葉に対する想いを教えていただけますか?

 

 

LOW IQ 01 あの言葉を最初に言ったのって、メジャーに行って、初めてでかい箱でライブをして、最後に自然に出た言葉だったんです。もともと音楽がなければ何になっていたかもわからないような人間なので、そのときバーッと見た世界に人がたくさんいて、「みんな俺を観に来てるの?」みたいな感じになっちゃって、「俺音楽やっててよかったな」って思って、そこからなんです。今はその言葉の重みをさらに感じますね。

 

たくさんの人に見てもらうことよりも、一人ひとりにちゃんと楽しんでもらうことが大事になったというか、言葉の持つ意味も少しずつ変わってきているでしょうね。

 

 

LOW IQ 01 この間東京でお客さんを入れてライブをやって、僕ちょっと感極まっちゃいましたもん。「俺こんなキャラじゃない」と思いながら(笑)、それでもこみ上げてくるものがありました。8か月ぶりで、「これは現実なのか?」って思ったら、ウルッと来ちゃって。やっぱり、震災のときとちょっと似ていて、震災直後に盛岡に行ったときに、「ありがとう」って言ってもらえて、「こっちがありがとうですよ」ってなった、あのときに似てるというか。今回も「こういう状況の中でライブをやってくれてありがとう」って言われたけど、こっちこそ「来てくれてありがとう」だし。

 

 

今は全国にライブをしに行くことも難しいし、より状況は複雑と言えるかもしれないけど、ライブをやって、喜んでもらいたいという本質に変わりはないというか。

 

 

LOW IQ 01 今はライブに来るのも正解だし、来ないのも正解だと思うんです。ただ、やるからには決められたガイドラインの中で、どれだけ楽しませられるかを考える。モッシュもない、ダイブもない、歓声もない。それでも俺からしたら、手拍子と、手を上げてくれるだけで十分。大変なときだからこそ、いろんなことに気付かせてもらえたなって。

 

 

 

 

「音楽あるあるで、やっぱり時代は繰り返していくものだから、結局大事なのは、これからも長くやるってことですね」

 

イチさんは近年下の世代とも幅広く交流を持っている印象があります。若い世代に対してどんな印象をお持ちですか?

 

 

LOW IQ 01 その時代にはその時代の良さがあって、今の若い人の音楽には今の若い人の良さがあるから、おじさんがあんまり口出ししないことかなって(笑)。自分が10代とか20代のときに、年上から「ロックじゃねえ」って言われても、「やかましい!」って思ったと思うし。でもひとつだけ言えるのは、若い子は僕らの頃より確実にレベルが上がってる。それはなぜかって、僕らの時代より教科書がいっぱいあるからで。

 

間違いなく、インターネットは大きいですよね。

 

 

LOW IQ 01 そうそう。たまに思うんですよ。僕が今20歳だったら何をやってるかなって。引きこもってるかもしれないけど(笑)。

 

DTMで音楽作ってるかもしれないですよね。

 

 

LOW IQ 01 竿類を持たずに、違うスタイルで音楽やってるかもしれない。でも、今の子はアコースティックギターもすごく上手いし、とにかくみんな歌が上手い。僕たちはどれだけ声をデカく出せるかでやってたけど、今の子は生まれたときからカラオケがあって、一人で行ったりするからね。僕らの頃は人前で歌わなきゃいけないシステムで、歌うってことに根性がいるっていうか、恥ずかしい時代で。

 

だからこそ、最初は弾き語りもハードルが高かったのかもしれない。

 

 

LOW IQ 01 でも今はみんな上手で、フェイクとかもめちゃくちゃ上手い。だから、変に若い子たちの音楽に口を出すんじゃなくて、若い子たちのことをもっと知りたいですね。絶対点と点は繋がるはずですから。若い子も最近80年代の音楽が好きだったりするし、上手く情報交換ができれば、音楽シーンが偏らないんじゃないですかね。

 

 

イチさんといえば「ミクスチャー」も代名詞だと思うんですけど、今の若い子たちは最初からジャンルが関係ないから、そこもリンクするのかなと思うんですよね。キャリアを重ねると、一般的には「俺のスタイルはこう」って固まってくるものだと思うんですけど、イチさんは常に開かれていて、だからこそ、下の世代との交流も活発なのかなって。

 

 

LOW IQ 01 「俺はこう」っていうのがあるのもいいことで、そうやっていぶし銀になっていくのも本来の形だと思うけど、僕はもともと性格がミクスチャーというか、あれもこれもみたいな感じだから、一本に絞れなかったのと、今の子たちは情報が多いから、「あれもいい、これもいい」ってなる、その感じがちょっと似てるのかもしれないですね。

 

そうやって世代を超えた交流がもっと活発になれば、この国の音楽文化にとってもプラスになるだろうなって。

 

 

LOW IQ 01 僕らの世代はよく「洋楽世代」って言いがちなんですけど、でも子供の頃はみんな歌謡曲を聴いてたし、日本の70年代のロックバンドとかめちゃめちゃかっこいいんですよ。逆に今はそういうのを若い子たちが掘ってたりするから、何周も回って、古いものが逆にフレッシュに感じられたりするんですよね。これって音楽あるあるで、やっぱり繰り返していくものだから、結局大事なのは、これからも長くやるってことですね。

 

12月13日、50歳の誕生日には恒例の「MASTER OF MUSIC」も控えています。今年は配信での開催ですね。

 

 

LOW IQ 01 ツアーがキャンセルになっちゃって、ライブを観れなかった人にも観てもらえればと思うんですけど、好きに楽しんでもらえればなって。家でお酒飲みながらでもいいんですよ。僕の配信はお酒のつまみだと思っていただいて大丈夫なんで(笑)。

 

 

「僕の中で帽子は昔からファッションアイテムの中でも一番の武器だったんです」

 

 

ここからはCA4LAのディレクター・秋元信宏さんにも加わっていただいて、イチさんとCA4LAの関係性について話していただこうと思います。まず最初に大きな質問をさせていただくと、ずばり、イチさんにとって帽子とは?

 

 

LOW IQ 01 これはねえ……みんなの思う靴と同じなんですよ。みんな裸足では出歩かないでしょ? それと同じくらい、僕にとって帽子は日常なんです。ファッションの中で、帽子は一番最後にされたりもするじゃないですか? 変な話、かぶらなくても生きては行けるし。でも、例えばですけど、今日髪の毛がぼさぼさで、めんどくさいから帽子かぶっちゃえっていうのは僕は絶対ない。何なら僕帽子からコーディネート決めますからね。ライブの衣装とかも、帽子から決めていくと決まるんです。

 

いつ頃から帽子をよくかぶってるんですか?

 

LOW IQ 01 僕が若い頃は、ハットをかぶってる人ってほとんどいなかったんですよ。でも、僕はおじいちゃんがハット好きだったから、家にあって、10代の頃からかぶってました。その頃2トーンとかを聴いていて、ルードボーイがハットをかぶって、サイドベンツのスーツ着て、三つボタンでっていう、もともと音楽とイコールだったんです。THE CLASHのポール・シムノンがでかめのハットをかぶって、ループタイして、その写真とかも鬼のようにかっこよかった。もちろん、アメリカにはアメリカの文化があって、Beastie Boysがかぶってたニューヨークメッツの帽子とかも買いましたしね。だから、僕の中で帽子は昔からファッションアイテムの中でも一番の武器だったんです。ハットは当時ちょっと敷居が高かったりもしたけど、今はいい意味でミクスチャーになってて、スニーカーとデニムにハットでもかっこいいし、そうやって崩すこともできますしね。

 

秋元 イチくんが言ってくれたように、時代時代で音楽の背景には帽子が必ずあるイメージで、カルチャーとして密接に繋がってるんですよね。自分はBig Audio Dynamiteを見てキャップが欲しくなって、でも当時CA4LAみたいなお店はなかったから、街の帽子屋さんに探しに行った記憶があります。

 

LOW IQ 01 秋元さんとは年も近いから、80年代をリアルに生きてるのを感じるんです。

 

イチさんとCA4LAの最初の接点はいつだったんですか?

 

 

秋元 2007年にうちが10周年のイベントをやったんです。「CA4LA ROCK FESTIVAL」っていうのを初めて自分たちで企画して、それに出演してもらったのが最初ですね。そのときブッキングがめちゃめちゃ大変で、プロモーターとかもいなかったから、ホントに自分のコネだけで当たってたんですよ。そんな中でイチくんが「出ます!」って、いの一番に言ってくれて、そこからトントントンと出演者が決まったので、恩人なんです。

 

LOW IQ 01 いやいやいや、僕はホント「キタ!」って思いましたもん。僕の中でCA4LAさんは日本を代表する帽子屋さんなので、そのイベントに呼ばれるっていうのは、めちゃめちゃ嬉しかったです。で、そのライブの前に打ち合わせをして、その日のライブ用の帽子を作りましょうって話をして。

 

秋元 そこで初めてコラボをして、衣装用の帽子を作ったんです。

 

LOW IQ 01 未だに覚えてますよ。グリーンのチェックと、バーバリーみたいな柄のチェックと、ふたつ作ってもらって。

 

秋元 それをステージ中に何回も取り替えるっていう、帽子屋冥利に尽きる感じでした。

 

LOW IQ 01 そこからフェスだったり、自分のツアーだったり、自分の中の大仕事のときは必ずCA4LAさんにお願いしてます。CA4LAさんが面白いのは、知り合いのミュージシャンのジャンルが色々なんですよ。

 

秋元 パンクからアイドルまで(笑)。確かに、帽子ならではかもしれないですね。

 

LOW IQ 01 洋服だとジャンルがある程度決まっちゃうじゃないですか?でも帽子はハット、キャップ、ニット帽とか、ジャンルと同じように選べるのがいいんですよね。これがもしハットだけとかってなると、ジャンルが決まっちゃうと思うんですけど。

 

秋元 イチくんか、(ACIDMANの)大木くんかね(笑)。

 

 

「こうやってファッションと音楽の話をする場所ってなかなかないですけど、すごく大事なことだと思います」

 

今日取材をしているこの場所は、11月いっぱいで移転になってしまうそうですが、イチさんにとってはミュージックビデオやアー写の撮影もした思い出の場所なんですよね。

 

LOW IQ 01さんお気に入りのCA4LAショールームエントランス

 

LOW IQ 01 僕あそこが一番好きなんですよ。セットみたいっていうか、ディズニーランドのアトラクションみたいな感じがするんです。ちょっと非日常というかね。「Delusions of Grandeur」のミュージックビデオも、CA4LAさんの別のショールームで撮ってて。

 

秋元 test,っていうお店が昔あって、そこで撮ってもらって。

 

LOW IQ 01 そこもかっこよかったんですよね。CA4LAさんは都内で一番かっこいいスタジオだと思ってるんですよ(笑)。あと忘れもしない、ここで打ち上げもやったんです。そうしたら、みんなここで演奏始めちゃって。

 

test,で撮影された「Delusions of Grandeur feat.細美武士」のMV

CA4LAショールームも登場する「Snowman」MV

 

秋元 ロックフェスの打ち上げをここでやって、めちゃめちゃスーパーなライブでした(笑)。ロックフェスはまたやりたいので、イチくんにはそのときも絶対出てもらいます。

 

LOW IQ 01 そのときはでっかいハットを作りましょう。年輪と一緒ですから、付き合いが長くなると、どんどん広がっていくんです(笑)。でもホントに、2007年からここで打ち合わせをやらせてもらって、一回も煮詰まったことないんですよ。で、実際の帽子が完成すると、いつも自分の想像を超えてきて、それをステージでかぶるっていう。まあ、僕はプライベートでもかぶり倒してますし、ライブでかぶると汗だくになって、ノリが落ちちゃうんで、そういうときはメンテナンスもしてもらってます。

 

秋元 長くかぶってもらいたいですからね。

 

 

ちなみに、実際またコラボするとしたら、どんな帽子を作りたいですか?

 

LOW IQ 01 僕このシリーズが好きで、テナー(ストレイテナー)のホリエアツシと勝手に「タグシリーズ」って呼んでるんですけど(笑)、今度はタグシリーズとコラボして、ここに僕のアイコンとかをつけられたらなって。でもホントに、ここに来るとどんどんアイデアが出てくるんで、作るのに苦戦したこと一回もないんですよ。大木伸夫はこだわりがすごくて大変らしいですけど(笑)。

取材時にも着用されていた通称タグシリーズのハット

 

秋元 それぞれベクトルの違うこだわりがあるんですよね。大木くんはシルエットをすごく重視するんです。イチくんもシルエットは大事にするけど、もうちょっとアイデア重視というか、ギミック的な部分もあって、2人の性格がよく表れていますよね。

 

過去のライブで使われたギミック満載の帽子たち

確かに、ACIDMANは強固な世界観があるし、イチさんはもっとバラエティ豊かで、エンタテイメント性が強い。まさに、帽子に対するこだわりにも表れていますね。

 

 

LOW IQ 01 だから、伸夫と会うと面白いですよ。お互いの帽子を見て、「どこの?」「CA4LAさんの」みたいなところから、意見交換が始まるんです。

 

CA4LAが発信している帽子文化が、音楽を通じてより広まっていますよね。

 

秋元 イチくんを通して帽子の楽しさを知ってもらえたらなって、いつも思ってますね。

 

LOW IQ 01 光栄です。こうやってファッションと音楽の話をする場所ってなかなかないですけど、すごく大事なことだと思います。

 

 

 


 

LOW IQ 01

94年SUPER STUPID結成。99年ソロ活動スタート。LOW IQ 01 & MASTER LOW, RHYTHM MAKERS, MIGHTY BEAT MAKERS ,ANOTHER BEAT BREAKERなど、様々なアーティストの参加、人数編成で多様なライブ活動を繰り広げている。
2016年、LOW IQ 01が自主レーベル旗揚げ。第1弾リリースとしてLOW IQ 01 & MIGHTY BEAT MAKERS名義1stミニアルバム を発売。渡邊忍、福田”TDC”忠章、日向秀和らと共にレコーディングを行い、TOSHI-LOWがコーラスとして参加している。
2017年、自主レーベル第2弾リリースはフルアルバム『Stories Noticed』発売。 細美武士(the HIATUS/MONOEYES)、TOSHI-LOW(BRAHMAN/OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND)、Tokyo Tanaka(MAN WITH A MISSION)がフィーチャリングで参加。他にも田中和(勝手にしやがれ/AFRODIAMONDS)がトランペット、NARI (HEAVENLY BOYS/SCAFULL KING)もSAXで参加している。TOSHI-LOWは、M7「青い鳥」で作詞を担当している。
2018年、LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERSツアーでは、フルカワユタカ(Gt.)、山崎聖之(Dr./fam、THE FIREWOOD PROJECT )をメンバーに迎え勢力的に活動している。
2019年、ソロ活動20周年を迎えフルアルバム『TWENTY ONE』をリリース。ツアー開催、フェス、イベントへの出演が多数決定している。年末には20th記念イベントの他、毎年恒例の自主企画「MASETER OF MUSIC」も開催決定。20thイヤーから目が離せない。

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LIVE INFORMATION

LOW IQ 01 50th Anniversary MASTER OF MUSIC 2020

ARTISTS
LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS +

日 時 2020年12月13日(日) START 20:00〜

アーカイブ配信 〜12月20日(日)23:59

料 金 視聴チケット:¥2,000
視聴チケット(サポート500):¥2,500
視聴チケット(サポート1,000):¥3,000

※いずれも税込

配信元 streaming+

視聴チケット受付 11月20日(金)正午〜12月20(日)21:00

URL: https://eplus.jp/lowiq01/50th/st/

 

CA4LA MEMBERS

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