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帽子の肖像 Profile.12 浜崎貴司

帽子が本当に似合う人。それは格好良く年齢を重ねた大人かもしれない。 スタイルの変遷、年輪が醸し出すものが、帽子をかぶった肖像に現れる。 連載「帽子の肖像」では、2枚のポートレート写真、そして5つの共通質問に対する短い言葉から、帽子の達人たちの肖像を浮かび上がらせます。 第12回目は、ミュージシャンの浜崎貴司さん。デビュー当時から帽子をかぶっていた理由とは?

 

5 QUESTIONS TO

浜崎貴司

“帽子は音楽をやるときの一つのスイッチのような存在です”

 
あなたが帽子をかぶり始めた時のことを教えてください。
子供の頃は野球少年だったので、やっぱり野球帽ですね。祖母が作ってくれた“どこのチームでもない”ユニフォームを着て、それに合わせて最初に買ってもらったのが巨人のキャップだった記憶があります。ファッションとして帽子をかぶるようになったのは大学に入って音楽を始めてから。最初に『イカ天』でテレビに出た時は、大学のあった国分寺の古着屋で買ったハットをアディダスのジャージに合わせていたと思います。あの頃のスタイルは、かなりRun-D.M.C.から影響を受けていましたね。  

 

あなたが憧れる(憧れた)帽子をかぶる人とは?
子供の頃に憧れたのが、手塚治虫の漫画に出てくる“ヒゲオヤジ”というキャラクター。子供ながらに“ヒゲオヤジ”がビシッとナナメにハットをかぶっているのがカッコ良く見えたんでしょうね。あとは『探偵物語』の松田優作さん。あのハットスタイルもそうだし、カッコつけているけど面白いことを言う感じとか、タバコとかライターの火のデカさとか(笑)、どエライ影響を受けました。僕の世代はそういう人多いし、今もどこかにそれが生きていますよね。  

 

あなたが帽子をかぶる時に気をつけていることを教えてください。
帽子との一瞬の出会い、みたいなのは大事にしています。買うときは衝動買いに近い感じで、あまり深く考えずに買っちゃいます。僕にとって帽子は、「使い捨て」とまで言うと言い過ぎだけど、1年くらい経つと気持ちが入らなくなっちゃうので、割と毎年のように買うのがこだわりと言えばこだわりかな。買い換えるのはだいたい新しいライブの前。新しいライブでは新しい衣装になるし、帽子も買い替えて気持ちも新しくしたいんだと思います。  

 

今日かぶっている帽子について、教えてください。
これ(Maison MIHARA YASUHIROCA4LAのコラボレーションモデル)はCA4LAのお店で偶然出会って買いました。ブランドというよりも完全に見た目で選びましたね。僕は帽子って割と1年くらいで飽きちゃうけど、これは去年からかぶっているので、僕の中では珍しい方。アートっぽいというか、“作品感”があるのが好きです。少し過激だけどファッショナブルなところが気に入って、普段からよくかぶるようになりました。  

 

あなたの人生にとって帽子とは?
自分が仕事、つまり音楽をやるときの一つのスイッチのような存在です。僕は帽子のイメージが強いので、普段はかぶらない方がラクだったりするのですが、ライブに出るときとか、「行くぞ」っていうときにいつも帽子が存在している感じがします。ミュージシャン人生と共にずっと帽子がありますね。

撮影:清水健吾
編集:武井幸久(HIGHVISION)

   
浜崎貴司 / Takashi Hamazaki

1965年生まれ。栃木県出身。1988年ファンクロックバンド FLYING KIDSを結成。1990年に『幸せであるように』でメジャーデビュー。バンド活動と並行して俳優としても活躍し、1998年にFLYNG KIDS解散後にソロデビュー。ソロワークだけでなく数々のアーティストとジョイントワークで活躍し、2007年にFLYNG KIDSを再結成。ソロ活動と並行して精力的に活動中。

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